やすやすとスヤスヤ

回文。スヤスヤ眠るためのごはん、おやつ、植物に都内近郊のお散歩。

【おでかけ】都内からわずか1時間の温泉地熱海!豪奢な起業家の別邸"起雲閣"と熱海梅園の"もみじまつり"

11月23日は週の中の祝日でしたね。水曜日がお休みだとその週のお仕事も随分と体がラクになってとてもうれしいです:)

今回はこのお休みを利用して、都内からパッと行ける温泉地でノンビリしてみよう!と企画し、近郊の温泉地をいろいろチェック。私がまだ行ったことのなかった熱海へ行ってみることにしました!

鬼怒川、日光、那須、箱根、熱海、伊豆といろいろ挙がるのですが、都内から公共交通機関のみでアクセスでき、2時間以内で行ける温泉地はあるようで意外にも少なかったです。

18時の退勤後に晩御飯のお弁当やお酒を購入して新幹線ひかりに乗りこみ、ビールを飲んでいたほんの45分!あっという間に熱海に到着:D

やはり皆さん、夜は旅館を利用されるのか、お土産屋さんが多い駅前はほとんど閉店していました。歩いて約10分ほど、駅前と中心街のほぼ真ん中に位置するお宿 湯宿みかんの木さんにチェックイン。到着時刻が読めなかったために食事なしの素泊まりプランにして、東京駅で購入したお弁当とお酒を!

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お腹も満たされた頃に温泉につかり、ゆっくりと広い湯船で日頃の疲れを癒してきましたXD

翌日のチェックインアウト後は海岸沿いや街中を散策。ひしめく旅館や建物、ほとんどがとても古く、廃墟も多めにみえましたが、その昔、とても栄えていただろう姿がよくわかります。今は大きな建物の温泉旅館やホテルは少なくなりましたね。

いくつかある観光スポットのうち、街中の奥に位置する"起雲閣"さんに行ってみることにしました。こちらは和と洋を折り込んだ贅沢な建物で、昔の富豪の別邸として建てられ、その後に文豪などが滞在した旅館としても使われました。

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広い日本庭園を臨むサンルーム。たくさんのガラスに細かな装飾、当時の贅を尽くした作りになっているのでひょうね!

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繊細で細かなすてんどぐらす 飾りがそこかしこに。でも大きすぎたり派手すぎず、少し和を残した内装によく合っています:D

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こちらは奥の応接の間でしょうか?床のタイルや年季の入って深い色の木、漆喰に調度品など全てにおいて細かく美しい装飾がなされています。

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灯りは落ち着いていて、外から差し込む陽かりがとても良い雰囲気を醸し出していました:)

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こちらはトルコ風呂のガラス窓!少し不透明であり続けやはりこんな所にも手を抜きません。

入館した人はお庭にも出られて、外から眺める建物もまた違ってよかったです。

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そのあとは駅前に向かいお昼を。やはり熱海、海のそばならばお魚をいただかなくちゃ!と行列になっていふお寿司屋さんへ。

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10カン近いランチのセットでもリーズナブルで美味しい!キンメや旬のアジなと色々取り合わせていただき、やはりあら汁は欠かせません!大きな鯛などの、まだ食べられる身がたくさんついたアラは美味しい出汁が染み出していて、寒い身体に染み渡りましたXD

駅から一駅の来宮駅で下車し、今度は熱海梅園へ。ちょうど早めのもみじまつりをしていたのでふ。

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紅葉のピークからは少しばかり早めなのですが、それでも十分に綺麗なもみじが!

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公園自体は広すぎず、川を間にして自然の地形を活かしたものになっています。

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今は葉もない梅の木もたくさんあって、きっと早春も綺麗に違いありません。こんなに気軽に楽しめる保養地に、またすぐにでも訪れたいなぁと思いました;)

 

【東京さんぽ】新酒をたのしむ"暖炉とワインの夕べ"@池袋 自由学園明日館

今年の秋は11月に雪が降って驚きでしたね!都内の紅葉もすっかり進み、ほぼ終わりを迎えている頃です。

以前は木に囲まれた職場が多かったのですが、最近はビル街の真ん中になってしまったので少しばかり季節を感じるのが鈍くなってしまった気がします。

毎年11月の決まった日にある、日本人の大好きなイベントといえばそう、ボジョレーヌーボーの解禁日!

そんなボジョレーを愉しむのによいイベントを見つけたので、池袋にある自由学園明日館に行ってきました:)

まずは敷地に入る前に入場券を購入します。この日はワイン付きや食事付きの券も販売していました。

明日館といえばやはり建築!アメリカの近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの一種幾何学的な、でも暖かみのある美しい建物になっています。

たくさんの鋭角が使われているのですが、差し込む光、木やレンガなどの素材の使い方、もう角が取れてきた使い込まれた椅子や家具など、初めて訪れたのですが、どことなく懐かしさを感じます。

 まずはボジョレーを手にして、自由に開かれた建物のどこでも席をとり、食べ物も準備!ハーブチキンとラクレットをいただきました!

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陽気なアコーディオンの演奏も始まり、暖かく和やかなひとときです:)

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exodus:エキソドス(出エジプト記)の様子を描いた壁もまた古さを帯びて、この学園の歴史をしみじみとかんじます。。。

暖炉を使ったのは今年から焚き始めたそうですが、広いホールに心地よい煙の香りがしました!

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ここ数年、嗅ぐことのある煙といえば焦げ臭かったり、タバコの煙のにおいですが、薪を焚いた香りは本当に一種独特の優しく懐かしい香りに思えます。そう、これ、おばあちゃんのお家のにおい!だと思いました。とっても山の奥深くにある一軒家の祖母の家は、私の幼い頃までずっと薪で焚いたお風呂だったので、いつも木の燃える香りがしていたのです;)

こちらは二階の軽食売り場の暖炉です。

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 ジャガイモやパンが温められているのもよいですねXD

愉しげなアコーディオンの音色と笑い声と、幾何学的な優しい灯りが漏れる美しい洋館を堪能した夕べでした。

【おやつ】白い粉との終わりなき戦い!アイシングクッキー

こちらのブログのプロフィールにも使用している通り、たまにアイシングクッキーを作ってきたのですが、この夏に入り、友人の結婚披露パーティーのケーキに使用すべく、しっかりと基礎を学んでまいりました:)

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アイシングの固さからコルネ(絞り出し袋)の作り方、細いラインの引き方、塗りつぶし方。。まだまだたくさんのテクニックが必要なのですが、基礎として一通り教わりました!

やはり自己流とは全く違いますね!

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ハロウィーンクッキーを作ってみたり

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 ハロウィーンパーティーでは紫いもとかぼちゃを練りこんだチーズケーキに飾り付けしてみたり。。

この冬はスパイスの効いたクッキーにチョコをコーティングして雪の結晶を描いてみました!

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チョココーティングは少しボコボコしてしまいますX(

水色の結晶のものはベースもアイシングなので表面がなめらかで綺麗ですね。

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でも、味はチョコに軍配が上がりました:)

レシピはcottaさんにページを作り、掲載していますので、ぜひトライしてみてくださいね!

http://recipe.cotta.jp/recipe.php?recipeid=00010768

 

【東京さんぽ】フォトジェニックな大人の社交場?ホテルニューオータニのガーデンプール

1日1日と日が短くなっていくこの時期。東京の乾燥したパリッとした寒さも10年ほど住んでやっと慣れてきました。

イムリーなイベントなどが載せられず、夏の記事が続き申し訳ないばかり。。もう少しすれば追いつきますよ!

この夏、東京近郊以外はあまり行けなかったのですが、それでもたくさんの楽しみました!

中でも奮発したのは。。ホテルニューオータニさんのプール!こちら、とっても人気だそうで、宿泊者以外は何時間か並ぶほど!

私たちが行った時も8月の終わりの週末でしたが、中々の混雑ぶりでした。入場チケットもとても高価なのですが、チケット付きの宿泊プランはプール入場料に2000円プラスくらいと、とてもお得なのです:)

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ニューオータニさんはゴージャスな老舗のホテルだけあった、迷いそうなほど広く、テナントのお店も高級店ばかり!

割と廉価なガーデンタワーのお部屋に案内いただきましたが、とってもゆとりある作りです。

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窓からの眺めは広いお庭に奥には皇居!プールの様子もうかがえます。

夕方のチェックインだったので早速着替えてプールへと向かいました。

それほど大きくはないのですが、たくさんの人が楽しんでいて、レストランやバーもあります:)明るいうちは家族連れがメイン。入ったり休んだりを繰り返しのんびりとリゾート気分が味わえます。

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さて、こちらのプールの本当の姿はこれから。。。夜の雰囲気が独特だと人気なのです。

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様々な色のライトが妖しげに、アジアチックにプールわ照らして、だんだんとカップルや女性グループ、男性グループが増えて、大人の雰囲気へと様変わりしていきます。うーん、ナルホド!

この雰囲気のをしばらく楽しんだ後は。。。お部屋で持ち込みのディナーを!この日はなんと、そーさんのお誕生日!そんなことで、しばらく外をうろついていて!と追い出した後はせっせと飾り付けに勤しみました。

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即席ですが、許容範囲??

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ホテル内のレストランは高級すぎるため、こちらはデリで。DEAN&DELUCAやデパ地下の高級デリも2人分ならリーズナブルでこんなにゴージャスXD

都内でお泊まり&プールという贅沢な1日を楽しませてもらいました:)

 

【おでかけ】数年に一度に開花する巨大なお花?筑波実験植物園のショクダイオオコンニャク

街じゅうクリスマスムードに包まれる師走ですが、あまりにものんびりしすぎたため再びこの夏のお出かけ日記になってしまいました。

というのも、ちょうど今年のお盆休みにあたるころ、数年に一度しか開花しないというとても珍しい巨大植物・ショクダイオオコンニャクが筑波実験植物園で咲いたというので見に行ってきました!
筑波実験植物園は上野の国立博物館の研究施設のの1つで、中には観賞の庭園だけでなく究用の植物がたくさんあるのですが、こショクダイオオコンニャクもきっとたくさんの人がかいかまで寝ずの番で見守っていたに違いありません。
本来なら休館にあたる日も、特別に開館し、シャトルバスを出す気合の入れよう!植物好きの私も、滅多に見られないとあっては行くしかありません!
つくば駅からバスに乗って数分、入り口に着くと、ショクダイオオコンニャクの温室まで順路ができており、まずはまっすぐ熱帯植物ののハウスに。
ムワッと蒸し暑い温室に入ってすぐにショクダイオオコンニャクの鉢がありました。

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私が見に行ったのは既に開花後3日目のため、花弁が閉じてしまっていたのですが、受粉や観察のために雄しべ付近を切り開いてありました。

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周りの人の身長と比較してもその大きさがよくわかりますね!

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このショクダイオオコンニャク、以前は東京大学の研究者用植物園である小石川植物園から来たそうです。不思議なことに、原生地では4年に1度ほどしか咲かないのですが、こちら筑波では5年間に3回目の開花するとか!
理由はわからないとのことですが、条件が良いのでしょうか?愛情が詰まっているからでしょうか?観賞できる頻度が増えてとても嬉しいですね:)

こちらは二階から見た図。

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高さだけでなく、幅もそこそこあるのだとわかります。

さて、このショクダイオオコンニャク、もしかして世界最大の花なのか?と思ってしまうのですが、実は花の部分は花弁に包まれた中にある、雄しべに見える小さな突起部分。そう、たくさんの花が集まっていて、そこに2メートルにもなる花弁に包まれているので、1つの花としては世界一ではないのです。
世界最大のの花は同じく熱帯植物であるラフレシア
そしてラフレシアショクダイオオコンニャクもとってもくさーい臭いを放つ花でもあります。そうやって虫を呼んでいるのですね。

たっぷり堪能した後は、園内をフラフラと散策。

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これはカカオの花!こんな風に木から直接咲くそうです。

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とても広く、たくさんの珍しい植物に触れられる植物園なので、是非とも足を運んでみてくださいね!