やすやすとスヤスヤ

回文。スヤスヤ眠るためのごはん、おやつ、植物に都内近郊のお散歩。

【おでかけ】そうだ、京都、いきました。のんびりお散歩スポット嵯峨野と嵐山

一日中歩き、美味しい食事をいただいた翌日は、観光スポットの点在する嵯峨野と嵐山に向かいました。

京都は素敵、でもどこへ行こう?とか、意外に時間が余ったなぁ、混むのは嫌だな、、といった時は、たくさんの寺院がひしめく嵯峨野を歩いてみると良いかもしれません:)※嵐山駅付近やトロッコや天龍寺などは混みますが。。

大学時代はよくこの付近に来てはフラフラと歩いたものです。個人的なおすすめは筆柿が茅葺き屋根にポツポツ落ちていた落柿舎、新緑の祇王寺、冬枯れたススキに寒桜の咲く広沢池あたりです。嵐山からはレンタサイクルなどを使うと便利ですよ;)

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この日も良く晴れて暖かく、まだまだ紅葉もきれい!

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平日だったので、本当のピークの人混みにはなりませんでしたが、海外からの観光客がやはり多い! 東京にもとても多いですが比になりません。この二泊三日の旅行でも、4〜5グループから道を尋ねられたり、質問をされました。もっといろいろなことを説明できたり、楽しい話題をふれるようになりたいなぁと思いました。

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まだまだ青く、きれいな光の差し込む竹林は、いつきても竹の大きさや整備された美しさに驚かされます。

竹林を抜け、土産屋や飲食店が立ち並ぶ嵐山の通りを抜けるとお決まりの渡月橋

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これは橋をを渡ったところからの撮影です。山々はもう紅葉のピークを過ぎていましたが、もう1週間早ければとてもきれいだっただろうなぁと思いました。

あまり寺院の中には興味を示さない友人たちだったので、入場料を払うところには寄らなかった今回の京都旅行ですが、いつ来てもいろんな楽しみ方と新鮮さがありますね:)

この後は京都駅に戻りお昼におうどんを。

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たっぷりの九条ネギときざみあげのけつねうどん!

かまぼこ、ゆば、しいたけ、お野菜といった具の乗ったしっぽくうどんやあげと野菜あんかけのたぬきうどんなど、京都独自のうどん文化があるのでそれもまた楽しみの1つです。

今ではお土産も色々なところで販売しているので買い求めやすくなり、以前は行列をなしていた阿闍梨餅も販売店が増えていました。

お決まりの八つ橋もバリエーション豊かで、ニッキが入っていないものや、自分で好きなコンフィチュールを挟む斬新なもの、かわいい落雁、といった、伝統に甘んじず、模索する和菓子屋さんも増えてきました。

桜の春、紅葉の秋はもちろんすばらしいのですが、私のイチオシは真冬。京都の底冷えといい、寒くはあるのですが、カラカラに晴れた青空と、乾燥して木も土も白く映り、シーンとした静寂の寺院を巡ると、いつもは気がつかなかった音や景色が見えてきます。

逆に、新緑に包まれ全てが青く、鳥や虫が元気に動き出す初夏もおすすめですね;)

【おでかけ】そうだ、京都、いきました。やはり抹茶!"祇園 都路里"の抹茶パフェと国際色豊かなくずし割烹"枝魯枝魯ひとしな"

東寺に出かけた翌日は、高校からの同級生が京都に集まり朝から観光にでました!

京都で落合い、行き先はまず、ここ数年間で最も集客を集めているという伏見稲荷へ。何度となく来たことがありますが、確かにこの朱塗りの鳥居がひしめき合い立ち並ぶ姿はミステリアスな日本の国を感じますね:)

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この日は日曜日とあってやはりすごい人出!半分以上が海外のお客様のようでした。

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伏見稲荷は紅葉の時期でなくとも楽しめますし、本来はとても長い山の道。頂上までは軽いハイキングになるので、冬などの空いていて登りやすい季節に来るのもよいと思います:)

その後は一路南禅寺の方面へ。こちらもまだ紅葉が美しく、そして見所がたくさんあるので散策にはもってこいです。

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南禅寺に立ち寄ったらばこちらにも、という水路閣。少し前のサスペンスドラマのロケにもよく出ていました。ローマの水路を模したという、洋風レンガ造りのこの水路は琵琶湖の水を運び、京都の産業や生活を支えた重要な遺産でもあります。

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さて、この南禅寺付近でお昼に湯豆腐いただきました。南禅寺の湯豆腐は有名なのですが、どこもなかなかのお値段がいたしますねXP

南禅寺平安神宮のある岡崎、もっと北には哲学の道で繋がる銀閣寺、そして、南に下ると知恩院や円山神社に高台寺清水寺と歩いていけるこの一帯はたくさんのスポットによることができてオススメです;)

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知恩院の大きな門を通り、円山公園へ、それから友人たっての希望だった抹茶パフェをいただきに。。。祇園 辻利 (パフェなどを提供する甘味処は都路里となります)の高台寺店に!円山公園高台寺を結ぶ"ねねの道"を歩いているとあります。

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私は高円寺店限定のよくばりソフト!友人はおきまりの都路里パフェを頼みました。甘さ控えめ、抹茶が濃く、薫り高いソフトやゼリーがたっぷり楽しめて幸せなひととき。。XD

この辺りで不運なことに雨足が強まり、しばらくお土産などを求めに四条河原町錦市場などをそぞろ歩きしました。この日は本当にたくさんの歩いて、パフェのカロリーもすっかり消費!夕食には"くずし割烹"で有名な'枝魯枝魯ひとしな"さんに予約をとりました。

10年程前の出来始めにも行ったことがあるのですが、その当時はまだゆったりとして、サービスも日本人だけ。今では色々な言語が飛び交うように!お店も東京、パリやハワイにあるそうです。

こちらは和食のコース3680円のみの提供になっており。メニューもその日の仕入れ状況で変わってきますが、京料理らしい盛り付けと新しくアレンジされた味をリーズナブルに味わえます。

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まずは暖かい前菜として、ふぐの身に葛のあんかけを。ホッと温かくなる、優しい味の一品です。

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前菜を取り合わせてあります。季節の和の素材の中に、フォアグラやハーブなどの洋の素材、味のアクセントとなる辛味や香りの使い方もとても上手です:)

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おつくり。

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こちらは菜の花とフォアグラなどをかぶらで巻いた一品だった気がします。

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メインはお肉。柔らかく、京の味噌とワインを合わせたソースでした。

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汁物と、お食事(ご飯)は雑炊でした。

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 最後はりんごとチーズのアイス!

お酒を飲んでも1人5千円超えずに楽しめて、盛り付け美しく、できたての和食コースを楽しめるのはとても贅沢で、季節が変わるたびに通ってみたくなるお店でした。

 

 

 

 

 

【おでかけ】そうだ、京都、行きました。ライトアップの東寺と水鏡に映る紅葉

11月末から12月にかけては、温暖な関東、関西のあちらこちらで紅葉のピークを迎えましたね:D

田舎育ちの私はあまりにも紅葉が身近にありすぎて、幼い頃はなんとも感じなかったのですが、大人になり、都会に暮らすようになって赤や黄色、まだ少しグリーンの残る木々の葉の美しさに感動するようになりました。

そんな紅葉を見ながら美味しいものを食べようか?と、この12月入ったばかりの週末に、昔馴染みの友人たちと京都旅行にいってきました!

京都には親戚が住み、私も大学の4年間を過ごしたとても馴染み深く大好きな場所です:)

到着したその日はその日はすでに夕刻。しかし、そこかしこでライトアップをしているので、そのうちの1つ、東寺へ行ってみることに。

6時30分から開門とのことでしたが、すでにたくさんの人が列をなしていました。東寺さんは他の観光スポットとも少し離れているのでこれまで並んだことがなかったのでびっくり。でも、中に入るとその理由がすぐにわかりました!

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普段なら気にも止めないお濠の周りからすでに美しく照らし飾られています。

特に紅葉が有名なお寺でもなく、葉の落ちた木や常緑の木などもあり、照らされているのですが、赤や黄色、緑と色とりどりなのがよりお互いを引き立てているようにも思えました:)

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塔の照明はとっても控えめ。時の流れを感じる建物も、ライトアップされていると1つ1つの木組みの凹凸に落ちるたくさんの陰影が美しく、昼間見る以上の素晴らしさがありました。。。

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こちらは五重塔正面にある池。こんなに美しく水鏡に映されている様子は 見たことがないかもしれません。

人もひどく混むことがなく、ゆっくりじっくりと堪能することができました:D

このほかに2つの方仏殿が解放されて様々なご神仏を見ることができます;)

今年のライトアップは終了してしまいましたが、春と秋には数多くの寺社がライトアップ特別拝観を行っておりますので、ぜひ、訪れてみてくださいね!

※名所は混雑の覚悟が必要です。

 

【おでかけ】都内からわずか1時間の温泉地熱海!豪奢な起業家の別邸"起雲閣"と熱海梅園の"もみじまつり"

11月23日は週の中の祝日でしたね。水曜日がお休みだとその週のお仕事も随分と体がラクになってとてもうれしいです:)

今回はこのお休みを利用して、都内からパッと行ける温泉地でノンビリしてみよう!と企画し、近郊の温泉地をいろいろチェック。私がまだ行ったことのなかった熱海へ行ってみることにしました!

鬼怒川、日光、那須、箱根、熱海、伊豆といろいろ挙がるのですが、都内から公共交通機関のみでアクセスでき、2時間以内で行ける温泉地はあるようで意外にも少なかったです。

18時の退勤後に晩御飯のお弁当やお酒を購入して新幹線ひかりに乗りこみ、ビールを飲んでいたほんの45分!あっという間に熱海に到着:D

やはり皆さん、夜は旅館を利用されるのか、お土産屋さんが多い駅前はほとんど閉店していました。歩いて約10分ほど、駅前と中心街のほぼ真ん中に位置するお宿 湯宿みかんの木さんにチェックイン。到着時刻が読めなかったために食事なしの素泊まりプランにして、東京駅で購入したお弁当とお酒を!

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お腹も満たされた頃に温泉につかり、ゆっくりと広い湯船で日頃の疲れを癒してきましたXD

翌日のチェックインアウト後は海岸沿いや街中を散策。ひしめく旅館や建物、ほとんどがとても古く、廃墟も多めにみえましたが、その昔、とても栄えていただろう姿がよくわかります。今は大きな建物の温泉旅館やホテルは少なくなりましたね。

いくつかある観光スポットのうち、街中の奥に位置する"起雲閣"さんに行ってみることにしました。こちらは和と洋を折り込んだ贅沢な建物で、昔の富豪の別邸として建てられ、その後に文豪などが滞在した旅館としても使われました。

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広い日本庭園を臨むサンルーム。たくさんのガラスに細かな装飾、当時の贅を尽くした作りになっているのでひょうね!

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繊細で細かなすてんどぐらす 飾りがそこかしこに。でも大きすぎたり派手すぎず、少し和を残した内装によく合っています:D

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こちらは奥の応接の間でしょうか?床のタイルや年季の入って深い色の木、漆喰に調度品など全てにおいて細かく美しい装飾がなされています。

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灯りは落ち着いていて、外から差し込む陽かりがとても良い雰囲気を醸し出していました:)

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こちらはトルコ風呂のガラス窓!少し不透明であり続けやはりこんな所にも手を抜きません。

入館した人はお庭にも出られて、外から眺める建物もまた違ってよかったです。

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そのあとは駅前に向かいお昼を。やはり熱海、海のそばならばお魚をいただかなくちゃ!と行列になっていふお寿司屋さんへ。

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10カン近いランチのセットでもリーズナブルで美味しい!キンメや旬のアジなと色々取り合わせていただき、やはりあら汁は欠かせません!大きな鯛などの、まだ食べられる身がたくさんついたアラは美味しい出汁が染み出していて、寒い身体に染み渡りましたXD

駅から一駅の来宮駅で下車し、今度は熱海梅園へ。ちょうど早めのもみじまつりをしていたのでふ。

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紅葉のピークからは少しばかり早めなのですが、それでも十分に綺麗なもみじが!

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公園自体は広すぎず、川を間にして自然の地形を活かしたものになっています。

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今は葉もない梅の木もたくさんあって、きっと早春も綺麗に違いありません。こんなに気軽に楽しめる保養地に、またすぐにでも訪れたいなぁと思いました;)

 

【東京さんぽ】新酒をたのしむ"暖炉とワインの夕べ"@池袋 自由学園明日館

今年の秋は11月に雪が降って驚きでしたね!都内の紅葉もすっかり進み、ほぼ終わりを迎えている頃です。

以前は木に囲まれた職場が多かったのですが、最近はビル街の真ん中になってしまったので少しばかり季節を感じるのが鈍くなってしまった気がします。

毎年11月の決まった日にある、日本人の大好きなイベントといえばそう、ボジョレーヌーボーの解禁日!

そんなボジョレーを愉しむのによいイベントを見つけたので、池袋にある自由学園明日館に行ってきました:)

まずは敷地に入る前に入場券を購入します。この日はワイン付きや食事付きの券も販売していました。

明日館といえばやはり建築!アメリカの近代建築の巨匠フランク・ロイド・ライトの一種幾何学的な、でも暖かみのある美しい建物になっています。

たくさんの鋭角が使われているのですが、差し込む光、木やレンガなどの素材の使い方、もう角が取れてきた使い込まれた椅子や家具など、初めて訪れたのですが、どことなく懐かしさを感じます。

 まずはボジョレーを手にして、自由に開かれた建物のどこでも席をとり、食べ物も準備!ハーブチキンとラクレットをいただきました!

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陽気なアコーディオンの演奏も始まり、暖かく和やかなひとときです:)

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exodus:エキソドス(出エジプト記)の様子を描いた壁もまた古さを帯びて、この学園の歴史をしみじみとかんじます。。。

暖炉を使ったのは今年から焚き始めたそうですが、広いホールに心地よい煙の香りがしました!

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ここ数年、嗅ぐことのある煙といえば焦げ臭かったり、タバコの煙のにおいですが、薪を焚いた香りは本当に一種独特の優しく懐かしい香りに思えます。そう、これ、おばあちゃんのお家のにおい!だと思いました。とっても山の奥深くにある一軒家の祖母の家は、私の幼い頃までずっと薪で焚いたお風呂だったので、いつも木の燃える香りがしていたのです;)

こちらは二階の軽食売り場の暖炉です。

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 ジャガイモやパンが温められているのもよいですねXD

愉しげなアコーディオンの音色と笑い声と、幾何学的な優しい灯りが漏れる美しい洋館を堪能した夕べでした。