やすやすとスヤスヤ

回文。スヤスヤ眠るためのごはん、おやつ、植物に都内近郊のお散歩。

【おでかけ】新幹線”かがやき”で行こう!輪島 輪の風ただよう”お宿たなか”

能登旅行といえば外せないのはやはり旅館選び!
温泉も海の幸も山の幸も楽しめるのですから、がぜん力が入りました。
七尾の和倉温泉などもとても有名なのですが、旅程上、輪島か珠洲にあるお宿を探していたところ、お手頃でキレイ、ぬくもりが感じられる今回の”お宿たなか”さんを発見。
・温泉(貸切風呂有)
・価格が手ごろ
・小規模
・料理自慢
・内装がキレイ
調べた時点でこの条件がすべてそろっていました。
楽天じゃらんと言ったサイトに掲載はあるものの、予約は出来ない模様。
公式サイトから空室検索も出来るので、そちらからどうぞ:D
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かわいい和風のアプローチ。内装も和風でステキです。
ご家族で経営されているのか、女将さんと大女将さん?らしき方が出迎えてくださいました。
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海水浴をしたので早くさっぱりしたいなぁと選んだ貸切風呂。
石川県の木”あて”で作られているとの事で、とてもよい香り。。。
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お部屋として案内いただいたのは12畳の和洋室。
3階にあって、屋根裏まで利用した空間はとても贅沢でした。立派な梁もいい味だしてます;)
 
そして、やはり一番のお楽しみはお食事!
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前菜と奥に見えるのは石川の魚醤”いしる”を使った”貝焼き”です。
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前菜にはカリカリに焼いて頭から食べられるエビ、海藻”おごのり”を煮て固めたものの胡麻ソースかけ、サザエのつぼ焼き、夏野菜のマリネ、石川名物ふぐの卵巣などなど。前菜はお酒の進む濃い目の味付けです。
お刺身は甘海老、鯛、ブリ。そうそう、能登の刺身醤油は甘いのです!
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日本酒を頼んだら、おちょこは好きなのを選んでね!と沢山持ってきてくださいました。
朱塗りの御膳には、金時草の酢の物とお漬物。ほんの一口の贅沢、能登牛の陶板焼き。
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待っていました!のどぐろ!なめろう仕立てにしてあって、お醤油でも、お塩でも、との事。淡泊すぎない味で、身がふわふわです。
めばるの田楽。あつあつ焼き立てを持ってきてくれます。
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おさかなが残っているうちにご飯が欲しくなってしまいました。
こちらは能登の”はざ干し”したお米。柔らかくて甘みがあります。
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デザートは梨のゼリー。
このお宿、普通食以外に、控えめな”いちゃけ”料理、豪華な”ごっつお”料理と食事が3タイプから選べるのです。
私たちは割と少食ながら、ふつうを選びました。パッと見は控え目かな?メニューには揚げ物などボリュームがあるものは一つもなくヘルシーだな、と思っていたのに食後はお腹がいっぱい。。。
お部屋で横になってゴロゴロしてしまいましたXP
 
ですが、翌朝には割とお腹がすっきりして朝食が待ちきれないくなりました:D
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わらびの煮物、姫筍、右端のものは中に辛子がたっぷり入ったお豆腐。
その上が油揚げと海藻の煮物(海藻がおいしかった!)
具だくさんのお味噌汁と温泉卵。
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イワシの糠漬け”こんかいわし"は朴葉に乗せて。一切れでごはん一杯いける濃さです。
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干物と、葉とうがらしの佃煮。朝から食欲がわくメニューで大満足した;)
お宿で会う皆様に本当にやさしくしてくださいましたが、大女将でしょうか?おばあ様が親しみやすいだけでなく、よく動いてくださってとても驚きました。
能登の女性は働きものというのは本当なのですね:D