【海外おでかけ】南仏の小さな町めぐり "清流の町 フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズ" "天空の城!?ゴルド" "オークルの町 ルシヨン" "ゆったりとした時間の流れるルールマラン"'芸術の町 エクス=アン=プロヴァンス"
アヴィニョンで車を借りた後にリル=シュル=ラ=ソルグにお泊り。
南仏らしい木製の窓を開けるとまだ薄明るく、きれいなグラデーションが見られました。
女性オーナーが準備してくださった朝食。ヨーグルトやジュース、コーヒーはお代わり自由と笑顔で 伝えてくれました。パンがたくさん出もちろん食べきれず。。
アジアのお客さんは今まで一組しかいなくて、それが日本人だったかどうかはわからなかったそうです。
シーズンオフで、ダウンタウンの外れでもあったので、2人ひと部屋40ユーロいかないくらいだったかも?
車で出発して割とすぐに、フォンテーヌ・ド・ヴォークリューズがあります。
町の真ん中に大きくゆったりとした川が流れています。
この日は晴れたものの朝の冷え込みのためか、川からまるで湯気のような霧が立っているシーンもありました。
流れがあるのでよく見えませんが、とても透明!少しばかり散策をしました:D
その後はやはり、最近とても有名になってきたコチラ、ゴルド!
小さな山?丘?に沿うように作られた町は、早朝、霧がたつと"天空の城ラピュタ"のようだとかで日本人に人気!
この日もアングルによっては少し足元に霧が。
日本でも素敵な作りの町は多くありますが、傾斜や山の頂上というのはあまり見かけませんね。
海外では、道もほとんどないような山の中や湖のそば、崖の上など、一見不便のように思えますが、景色や周囲の環境を大切にされるのでしょうね!
この日は週末だったので、あまりお店は開いていません。
主な観光所をさっと見回り、また次の町へ。
今度はオークル色の土が特産の町 ルシヨンです。
他の町と違って、特産の土を使うためか家が可愛い!
ほんのりピンク色の壁にパステルカラーの窓が映えますね。
この辺りはリュベロン地方と言って、プロヴァンスの美しい村が点在し、それぞれ車で30分ほど。道路も整備されており、標識の町の名前が分かれば迷わずたどり着きます;)
その後はルールマランの町。
こちらは平地にあり、穏やかでとても過ごしやすそう。
ゴルドなどと違い、わかりやすく観光地化されていないので、のんびりと生活されている現地の人の姿を見かけました。
最後はエクス=アン=プロヴァンス!
こちらはもう都市とも言える賑やかな街です。
プロヴァンス観光の拠点とされているだけあって、週末も活気があり、買い物も観光も何も困ることはありませんでした。
教会のあたりを散策して、、この日は1月7日、ガレット・デ・ロワの日!街のベーカリーにはたくさんのガレットが並んでいました。ここはひとつと南仏風のブリオッシュ生地にフリュイ・コンフィを乗せたガレット・デ・ロワを夕食時にいただきました。
フェーブは2つくらい入っているんですね〜XD
【海外おでかけ】南仏の小さな街巡り "ローマ皇居庁を構えるアヴィニョン" "ゴッホの過ごした街 サン=レミ=ド=プロヴァンス" "アンティークの街 リル・シュル・ラ・ソルグ"
ニースからは鉄道で移動をし、アヴィニョンに到着。
街と言うよりは大きく、南仏の活気も少しばかり残しながら、世界遺産の街らしく、長い歴史に裏打ちされるどっしりとした雰囲気のある街でした。
宿泊したのは修道院を改装したホテルだったのですが、とても明るく可愛らしくなっています。
プロヴァンスでよく見かけたこの木、とても絵になって素敵XD
チェックインと荷物を置いたら早速散策です!
メインストリートと言える道を歩くと自然と教皇庁にたどり着きます。広い広場に大きく剛健な建物が並びます。
中の見学は無料。この旅行では本当にたくさんのお城や教会などを見てきましたが、もう少し背景を含めての造りの違いを勉強しておけば。。と思いました。
とても広く、そして厳か。
パイプオルガンの伴奏と共に賛美歌を歌う礼拝も現役で行われているようです。
この他、法皇のローブや装飾品などの展示など見てまわれます。
この教皇庁から出た所、ちょうど落ちかけた美しい夕陽が!目の前にあるイエスや天使の像の影もあわさり、感動的な一枚が撮れました。
この日は冬のフランス南東部に起こるという強風ミストラル(Mistral)が吹き付けて歩くのがやっと!と言う感じになり、早々に宿へ。翌日からの海外初運転に備えます:)
アヴィニョンからレンタカーを借りて(ATを探すのに苦労しました、、)まずはアヴィニョンの南、ゴッホが療養し、たくさんの絵画を作製したサン=レミ=ド=プロヴァンスへ。
道々にゴッホが絵を描いた目線での案内図があります。
この近辺は石灰質の建物が多いのでしょうか?全体的に白いイメージでした。
とても小さく鄙びた街ですがノストラダムスの生地でもあり、お菓子も有名。プロヴァンスの地方菓子であるカリソンやフリュイ・コンフィ、ショコラティエなど有名なお店もたくさんあります。
中心部から少し外れた所にはゴッホが療養した病院も。
この療養院の目の前のオリーブ畑から覗くアルピーユ山脈。何度となくゴッホが描いた場所なのかな?と思いをはせる事ができます。
途中、レヴォー・ド・プロヴァンスに立ち寄り、石灰で栄えたであろう、切り立った岩に作られた街も散策。
採掘と栄華の後の廃墟の城などが見られます。青いまでの白が美しくも儚い感覚を受けました。
この後は骨董で有名な街である、リル=シュル=ラ=ソルグに到着。少しばかり骨董市を覗いてから今回の旅で初めてのフランス民宿、シャンブル・ドットに泊まりました!
いかにもプロヴァンスらしい可愛いお家!
まだ若い女性オーナー1人が経営されていて、暖かくお迎えしてくださいました。
シャワー、トイレなどは組み上げなのか、使うたびに大きな音がしましたが、とても広くて快適。随所にセンスのよい小物があり、よいけいけんとなりましたXD
【海外おでかけ】南仏の小さな町巡り"シトラスの街 マントン""高台の城の街 ロクブリュヌ=カップ=マルタン""鷲の巣の村 エズ"
ニースを拠点とした二日間、前回の記事の1日目は西側の町を、翌日は東側の町を効率よく巡りました。
まずは鉄道にのりイタリア国境付近にあるマントンへ。
海岸沿いが美しいシトロン(レモン)をはじめとする柑橘の町だそう。
ここはひとつ、、といただいたのはタルト・オ・シトロン!サクサクとしたタルト生地にとろり、キュンと甘酸っぱいレモンのフィリングが詰まっています。
のんびり、ゆっくりと、真っ青な海岸を眺めながらお散歩しました。
それからバスにて、モナコの上の方に位置する"ロクブリュヌ=カップ=マルタン"へ。
こちら、なかなかマイナーなのですが、コルビジェなどが別荘にした程の美し村なのです。
観光するところも殆ど無いような場所なのですが、村を見下ろす場所に今は崩れたシャトーがあり、そこから見渡す海と家々の屋根。
毎日こんな風景を眺めながら過ごしてみたくなりますねXD
こちら再び、切り立った山肌の道をバスで進み、最近人気のエズ村へ。
こちらもシャトーのような古い建物の周りを囲むように中世の雰囲気を残した可愛らしい村になっています。
個人宅と言うよりは殆どが同じ壁沿いに並んだお店が多く、観光地としても有名で国内外から訪れている人が多く見えました。
エズ村での一番の見所はやはり熱帯植物園から見渡す海!
とにかく周囲180度、、240度くらい?何も阻むものなく海!
単焦点レンズなのもありますが、地平線がまるく見えますね。
モナコは近代的な高層ビルも建っていますが、基本的には全て統一されたかのような可愛らしい建物になっていて、どこを見ても絵になりますね。。。
こちらからまたバスでニースの宿に戻り、少しばかりダウンタウンを散策しました。
オリーブ商品やハーブ、果物の砂糖漬けやヌガーといった特産品が並ぶお店を冷やかしながらこの日も疲れて早目に就寝です;)
【海外おでかけ】南仏の小さな村巡り"スミレの村トゥーレット・シュール・ルー " "芸術家に愛された街 サン・ポール・ド・ヴァンス"
ウィーンのトランジットで乗り継ぎ、最終到着の場は南仏ニース空港。
これから1週間ほどの旅は真冬だと言うのにカラッと明るく晴れて暖かく、穏やかな毎日を過ごせました:)
夏ならば海岸などで過ごす南仏。ですがニースなどの大きな街では殆ど過ごさず、バスを乗り継いでの南仏の小さな村々を巡りたいと思い立ち決めた旅行。バス時刻表やバス乗り場を日本からしっかりと調べ尽くして挑みました。
まずはニオイスミレで有名なトゥーレット・シュル・ルーに。
こちらはかなりの山あいになるため、ニースからヴァンス、ヴァンスからさらにバスを乗り継いでいきます。
途中は"こんなところに本当に街が?"と思ってしまうのですが、なんとか無事に到着。
もう陽が落ちかけの小さな小高い丘の可愛い街を散策。。
冬の夕暮れ、暖かそうな村人の団欒の灯りがとても似合う小さな村でした。
このトゥーレット・シュル・ルーの手前にあるのがサン・ポール・ド・ヴァンス。
街の至る所にオブジェやアトリエがあり、観光客も多い街です。
ちっとした家と家の間にあるこんなオブジェに
こんなもの。
今にも飛び立ちそうな作品、、まだまだたくさんありました。
晴天に恵まれた事もあって、外でテイクアウトのランチもまた随分違う楽しさ。
南仏、コート・ダジュールはもう1日。
【海外おでかけ】音楽の都ウィーン・トランジットの旅2日目
前回より随分と間があいてしまいましたX(
転居やパソコンが使えなくなった事から少し記事が書きにくくなってしまったのです。。。
しかし、継続する事が大切!ちゃんと更新していきますので、気長にお待ちくださいね!
さて、お正月のウィーンと言うと基本的にはホリデーですが、第九があったり、音楽イベントが満載なので、観光客もまだまだいらっしゃいます。
まずは絶対に行く!と決めていたホテル・ザッハー ウィーン!(Hotel Sacher Wien)で、本場のザッハートルテを。
一緒にリキュールの入ったコーヒーをいただきました。ウィーンのカフェ文化は本当にすごくて、ウィーンの名だたる偉人も日長1日議論しあっていたとか。
日本でいうウィンナー・コーヒーの"メランジェ"を始め、ガラスのカップに濃いエスプレッソ、ふわふわのクリームを使ったものが多くあります。
リキュールを使った、モーツァルトやマリアテレジアというカフェもありますよ;)
肝心のザッハートルテのスポンジはさほど甘くなく、周りのチョコアイシングはチョコと言うよりも砂糖のザラザラ感が残る固めのアイシングのよう。スポンジとの間にスッキリとした香りのジャムが塗られています。
美味しいのですが。。やはり甘めですね。添えられたクリームはほぼ無糖で、コーヒーも甘くないものが合います。
後日、本場のレシピでザッハートルテを作ってみたのですが、とーっても難しいのです。
ホテルザッハーとデメルの確執がありますが、そうそう簡単に盗めるレシピでは無いのがよくわかりました。
その後は市内の名所を巡ります。。
世界で一番美しいとされている図書館。。
出来れば明るいうちに巡りたかったフンデルトヴァッサー・ハウス
ウィーンのリング内を満喫したトランジット1泊二日の旅でした。
次は南フランスへ!