【海外おでかけ】南仏の小さな街巡り "ローマ皇居庁を構えるアヴィニョン" "ゴッホの過ごした街 サン=レミ=ド=プロヴァンス" "アンティークの街 リル・シュル・ラ・ソルグ"
ニースからは鉄道で移動をし、アヴィニョンに到着。
街と言うよりは大きく、南仏の活気も少しばかり残しながら、世界遺産の街らしく、長い歴史に裏打ちされるどっしりとした雰囲気のある街でした。
宿泊したのは修道院を改装したホテルだったのですが、とても明るく可愛らしくなっています。
プロヴァンスでよく見かけたこの木、とても絵になって素敵XD
チェックインと荷物を置いたら早速散策です!
メインストリートと言える道を歩くと自然と教皇庁にたどり着きます。広い広場に大きく剛健な建物が並びます。
中の見学は無料。この旅行では本当にたくさんのお城や教会などを見てきましたが、もう少し背景を含めての造りの違いを勉強しておけば。。と思いました。
とても広く、そして厳か。
パイプオルガンの伴奏と共に賛美歌を歌う礼拝も現役で行われているようです。
この他、法皇のローブや装飾品などの展示など見てまわれます。
この教皇庁から出た所、ちょうど落ちかけた美しい夕陽が!目の前にあるイエスや天使の像の影もあわさり、感動的な一枚が撮れました。
この日は冬のフランス南東部に起こるという強風ミストラル(Mistral)が吹き付けて歩くのがやっと!と言う感じになり、早々に宿へ。翌日からの海外初運転に備えます:)
アヴィニョンからレンタカーを借りて(ATを探すのに苦労しました、、)まずはアヴィニョンの南、ゴッホが療養し、たくさんの絵画を作製したサン=レミ=ド=プロヴァンスへ。
道々にゴッホが絵を描いた目線での案内図があります。
この近辺は石灰質の建物が多いのでしょうか?全体的に白いイメージでした。
とても小さく鄙びた街ですがノストラダムスの生地でもあり、お菓子も有名。プロヴァンスの地方菓子であるカリソンやフリュイ・コンフィ、ショコラティエなど有名なお店もたくさんあります。
中心部から少し外れた所にはゴッホが療養した病院も。
この療養院の目の前のオリーブ畑から覗くアルピーユ山脈。何度となくゴッホが描いた場所なのかな?と思いをはせる事ができます。
途中、レヴォー・ド・プロヴァンスに立ち寄り、石灰で栄えたであろう、切り立った岩に作られた街も散策。
採掘と栄華の後の廃墟の城などが見られます。青いまでの白が美しくも儚い感覚を受けました。
この後は骨董で有名な街である、リル=シュル=ラ=ソルグに到着。少しばかり骨董市を覗いてから今回の旅で初めてのフランス民宿、シャンブル・ドットに泊まりました!
いかにもプロヴァンスらしい可愛いお家!
まだ若い女性オーナー1人が経営されていて、暖かくお迎えしてくださいました。
シャワー、トイレなどは組み上げなのか、使うたびに大きな音がしましたが、とても広くて快適。随所にセンスのよい小物があり、よいけいけんとなりましたXD