【東京さんぽ】雨の日のお花 文京あじさいまつり@白山神社と小石川後楽園の花菖蒲
梅雨はとっくに空けたのに、雨の日が続きますね。今年は早いうちから気温が30度を超えていたのですが、これを機に、少し涼しくなってくれたらいいのですが。。。
ブログでもよく取り上げている通り、私はお花を巡るおでかけが多いですよね。梅雨の日も、雨だからこそ映える紫陽花と花しょうぶを見に行ってきました。
”文京あじさいまつり”の会場は、三田線の白山駅徒歩すぐか、東京メトロ本駒込徒歩5分ほどのところにある白山神社の境内です。ずいぶん長く続くお祭りなのか、なかなかの人出で、広場ではマーチングバンドなどのステージと、屋台が出ていたりと賑やかな様子。
あいにく、当日は強い雨なども降ったのですが、あじさいなどは快晴よりもしっとりとした雨がよく合い、花びらに溜まるしずくなども美しく撮れました:)
この白山神社さん、実は私の実家付近で馴染みの「白山さん」こと、白山比咩神神社が分かれたものだそうです。当日は白山近辺の物産展もしていて、とても懐かしく思いましたXD
こちら、狛犬さんの周りには大量の鉢植えの紫陽花が・・・
よく見ると変わった種類が多いようで、ひとつひとつ珍しく色々な紫陽花を見ることができました!
紫陽花は実は、日本が原産国。たしかに山の陰にひっそりと、色あざやかなガクアジサイをよく見つけたものです。そして土壌のph値でも色が変わることで有名。ひとつの花(ガク)でも、株でも、少しづつ色がちがったりして、眺めていて飽きることのないお花のひとつですね。
白山神社を後にして向かったのは後楽園ドームシティで有名な後楽園。そのすぐ横にある小石川後楽園です:D
こちらの公園は江戸時代に造られたもので、岡山にある三大名園の後楽園と同じ名前なのですが、庭園としては関係がないそうですが、名前の由来はどちらも中国宋時代の書物に出てくる詞からとったそうです。
こちらは都内の真ん中にあるとは思えないほど広く、そしてしっかりと手入れのされた日本庭園!園の真ん中には大きな池と、浮かぶ島、美しく刈り込まれた松やツツジなどの木と、ゴミひとつない砂利の道、隣から聞こえる野球観戦の声やアトラクションでの悲鳴が不思議な空間でもありました。
こちらは円月橋というもの。水鏡にうつって円にみえますよね!実際の橋はかなりの勾配があるようで渡ることができませんでした。
花菖蒲園は割と奥の方の沼のようなエリアにあります:)
まだ満開ではなかったのですが、濃紫をはじめ、薄いもの、白と大きな花をつけていました。
こちらの花菖蒲も紫陽花と同じく、日本に自生する花。はるか昔から歌によまれてきたり、描かれてきた、日本を象徴する花ですね;)
子供の日にお風呂にいれる菖蒲とはちょっとちがい、こちらはアヤメ属にあたり、花もアヤメやカキツバタとほぼ変わらない・・・むしろ混同されるほどそっくりなものです。
文京区の二つの公園で日本の花を堪能した後はドームシティにある観覧車に乗って、雨の東京を見下ろして見ました・・・。
こんな雨の日のお出かけもいいですよね;)