【東京さんぽ】古き学び舎と大樹の桜を眺めながら”夜桜見学会”@池袋 自由学園明日館
また、長く投稿のない日が続いてしまいましたねXO
冬から春にかけてはとても大きな出来事があり、静かに、ゆっくり、これからに向けて慎重に時を過ごしていました:)
またこの春からはたくさんの場所に訪れ、見聞きしていこうと思います!
今は桜も美しい黄緑の葉を伸ばし、夏を思わせる暖かい日が続く連休に入ってきましたが、ソメイヨシノがまだ満開だった頃に訪れた”自由学園 明日館”で行われた夜桜見学会の様子をお届けいたします。
池袋から徒歩10分ほどの自由学園明日館は、秋のボジョレーヌーボーを愉しんだ
「新酒をたのしむ"暖炉とワインの夕べ"@池袋 自由学園明日館」
http://sysy.hatenablog.com/archive/2016/12/12
に次いで、二度目の訪問になります。今回も入り口で入場券を購入するのですが、お酒とおつまみが付く券を一人1000円で購入。お酒は桜にちなんだ日本酒が二種類から選べ、おつまみとしてかまぼこが付いてきます。入場券だけでも400円なのでとてもお得に感じますね!お酒の会のため、今回は子供の入場はできなかったようです。
それほど広くはない校舎ですが、とても綺麗に手入れをされており、時を感じる椅子やテーブルが並べられて、大勢の入場客も問題なく席につけるようになっていました。
私たちは校舎外の大きな桜の樹が眺められる屋外に設置された椅子に場所をとり、のんびりとお酒をいただきながらライトアップされたほぼ満開の桜を眺めさせていただきました。
ふと、お酒(赤い色でワイングラスに入っていますが、日本酒です)をかざしてみるとグラスを通して逆さまの桜が映ります。
校内では天井に桜が映し出され、大きく、幾何学模様が美しいステンドグラスから覗く桜もこの上なく美しく、強く思えますね。
学び舎と桜は私たち日本人にとって切っても切れない風景ではないでしょうか。
時には卒業、時には入学、出会いと別れ、まだ感情の名前など解らない時期に訪れるたくさんの喜びや哀しみなどがこの一瞬の、儚い淡い色に一緒くたになって織り交ぜられているように思ったりします。
日本人にとっての桜は何百年も前、平安の昔からの、切っても切れない原風景のようなものかもしれませんね;)
こんな四季豊かに、植物が表情を見せてくれる国に生まれたことを誇りに思っています。